障害者雇用助成金ガイド

最終更新: 2026年3月22日

障害者雇用助成金障害者雇用職場定着バリアフリー

この記事でわかること:障害者雇用に活用できる助成金を網羅的に解説。施設整備、介助者配置、通勤支援、職業能力開発など、障害者の雇用促進と職場定着に使える全制度をまとめました。

1. 障害者雇用に関する助成金の全体像

障害者雇用に関連する助成金は、厚生労働省管轄の制度が中心です。障害者雇用納付金制度に基づく助成金と、雇用保険法に基づく助成金の2つの体系があります。法定雇用率の達成はもちろん、障害者が安心して働ける環境づくりに幅広く活用できます。

2. 主な助成金一覧

助成金名概要助成率・上限
障害者作業施設設置等助成金作業施設・設備の設置・整備2/3(上限450万円/人)
障害者福祉施設設置等助成金福利厚生施設の設置・整備1/3(上限2,250万円)
障害者介助等助成金介助者の配置、手話通訳等3/4(月額最大15万円)
職場適応援助者助成金ジョブコーチによる支援日額16,000円
重度障害者等通勤対策助成金通勤の支援措置3/4(上限あり)
障害者職業能力開発助成金職業訓練の実施3/4(上限5,000万円)

3. 法定雇用率と納付金制度

2026年7月からの法定雇用率:

・民間企業:2.7%(従業員37.5人に1人以上)
・国・地方公共団体:3.0%
・都道府県教育委員会:2.9%
・未達成企業:不足1人あたり月額5万円の納付金
・超過達成企業:超過1人あたり月額2.9万円の調整金

4. 障害者作業施設設置等助成金の詳細

種類助成率上限額
第1種(設置)2/3450万円/人(賃借は月13万円)
第2種(整備)2/3150万円/人

5. 申請先と申請の流れ

ステップ内容申請先
1. 事前相談助成金の対象か確認独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
2. 認定申請助成金の認定を申請都道府県支部
3. 認定・実施認定を受けて施設整備等を実施
4. 支給申請実施後に支給申請都道府県支部

6. 活用のポイント

複数の助成金を組み合わせることで、障害者雇用に関する費用を大幅に軽減できます。例えば、施設整備に障害者作業施設設置等助成金を、研修に人材開発支援助成金を活用するなどの併用が可能です。まずは最寄りの障害者職業センターに相談することをお勧めします。

よくある質問

Q. 障害者雇用に関する助成金にはどんな種類がありますか?

障害者作業施設設置等助成金、障害者介助等助成金、職場適応援助者助成金、重度障害者等通勤対策助成金、障害者職業能力開発助成金など多数あります。

Q. 障害者雇用の法定雇用率は?

2026年7月以降、民間企業の法定雇用率は2.7%です。従業員37.5人以上の企業に障害者雇用の義務があります。

Q. 障害者のバリアフリー改修に使える助成金は?

障害者作業施設設置等助成金が活用できます。費用の2/3が助成され、上限額は障害者1人あたり450万円です。