事業承継の補助金・税制優遇ガイド

最終更新: 2026年3月22日

事業承継後継者税制優遇M&A

この記事でわかること:事業承継に関する補助金・税制優遇を網羅。事業承継・引継ぎ補助金、特例事業承継税制、後継者育成支援、M&A支援まで詳しく解説します。

1. 事業承継の主要支援制度

制度名上限額補助率主な用途
経営革新事業800万円1/2〜2/3承継後の新事業
専門家活用事業600万円1/2〜2/3M&A仲介・DD費用
廃業・再チャレンジ150万円1/2〜2/3廃業費用
特例事業承継税制全額猶予株式承継の税金

2. 事業承継・引継ぎ補助金

事業承継やM&Aを契機として経営革新に取り組む中小企業を支援する補助金です。設備投資、販路開拓、生産性向上の取り組みが対象です。

注意:事業承継・引継ぎ補助金は「承継前」ではなく「承継後(承継予定含む)」の新たな取り組みが対象です。承継計画と経営革新計画をセットで策定しましょう。

3. 特例事業承継税制

後継者が先代経営者から自社株式を承継する際の贈与税・相続税が実質100%猶予される特例措置です。特例承継計画の提出期限は2028年3月末です。

4. 事業引継ぎ支援センター

後継者がいない場合、事業引継ぎ支援センターで無料のM&Aマッチング支援が受けられます。全国47都道府県に窓口があります。

5. 後継者の育成支援

支援内容費用提供元
経営後継者研修有料(助成金活用可)中小企業大学校
アトツギ甲子園無料中小企業庁
専門家派遣無料〜低額よろず支援拠点

よくある質問

Q. 親族以外への承継でも補助金は使えますか?

はい、従業員承継や第三者承継(M&A)でも事業承継・引継ぎ補助金は利用可能です。M&Aの場合は専門家活用事業が活用できます。

Q. 事業承継税制と補助金は併用できますか?

はい、事業承継税制と事業承継・引継ぎ補助金は併用可能です。税制は株式承継の税金、補助金は経営革新の投資とそれぞれ対象が異なります。

Q. 事業承継の相談はどこにすればいいですか?

まず事業引継ぎ支援センター(無料)に相談しましょう。税務面は顧問税理士、法務面は弁護士に相談し、総合的な承継計画を立てることが大切です。