働き方改革推進支援助成金ガイド

最終更新: 2026年3月22日

働き方改革労働時間短縮有給休暇勤務間インターバル

この記事でわかること:働き方改革推進支援助成金の4コースを解説。残業削減、有給取得促進、勤務間インターバル導入などに取り組む中小企業を最大730万円助成する制度です。

1. 働き方改革推進支援助成金とは

中小企業の働き方改革を推進するため、労働時間短縮や年次有給休暇取得促進等に向けた環境整備に取り組む事業主を助成する制度です。厚生労働省が所管し、都道府県労働局に申請します。

2. コース別の概要

コース上限額助成率主な目標
適用猶予業種等対応コース730万円3/4建設業・運送業等の時間外労働削減
労働時間短縮・年休促進支援コース730万円3/436協定の見直し、年休取得促進
勤務間インターバル導入コース580万円3/4勤務間インターバル制度の導入
団体推進コース500万円定額業界団体等による働き方改革推進

3. 対象となる取組

取組具体例
労務管理担当者への研修労務管理、時間管理の研修
労働者への研修・周知働き方改革に関する社内研修
外部専門家のコンサルティング社労士等による就業規則改定支援
就業規則・労使協定の作成・変更36協定の見直し、規則改定
労務管理用ソフトウェアの導入勤怠管理クラウドサービス等
労務管理用機器の導入タイムレコーダー、ICカード等
人材確保に向けた取組求人広告、採用活動費用

4. 成果目標の設定

いずれかの目標を設定:

・36協定の時間外労働時間数を縮減(例:80時間→60時間)
・年次有給休暇の計画的付与制度を導入
・時間単位の年次有給休暇制度を導入
・勤務間インターバル制度を導入(9時間以上)

5. 申請の流れ

ステップ内容時期
1. 交付申請労働局へ交付申請書を提出締切日まで
2. 交付決定審査後に交付決定通知申請後1ヶ月程度
3. 取組の実施計画に基づき各種取組を実施交付決定後〜事業実施期間内
4. 支給申請実績報告書を労働局に提出事業実施期間終了後

6. 活用のポイント

2024年4月から建設業・運送業・医師にも時間外労働の上限規制が適用されました。適用猶予業種等対応コースは特にこれらの業種にとって重要な支援制度です。早めに準備を始めましょう。

よくある質問

Q. 働き方改革推進支援助成金にはどんなコースがありますか?

適用猶予業種等対応、労働時間短縮・年休促進支援、勤務間インターバル導入、団体推進の4コースがあります。

Q. 勤務間インターバル制度とは?

退勤から翌日の出勤まで一定時間以上の休息時間を確保する制度です。9時間以上のインターバルを設定する場合に助成対象となります。

Q. どのような取組が助成対象ですか?

労務管理ソフトの導入、勤怠管理システム、専門家のコンサルティング、研修・周知啓発などが対象です。