ものづくり補助金グローバル展開型【海外進出で最大3,000万円】

最終更新: 2026年3月23日

ものづくり補助金

グローバル展開

海外進出

輸出

この記事のポイント:ものづくり補助金グローバル展開型は、海外市場を目指す中小企業の設備投資を最大3,000万円支援する制度です。海外直接投資、輸出拡大、越境EC、インバウンド対応など幅広い海外展開の取組が対象です。

グローバル展開型の概要

項目内容
補助上限額3,000万円
補助率1/2(小規模事業者は2/3)
対象者海外展開を計画する中小企業・小規模事業者

4つの海外展開類型

1. 海外直接投資型

海外に子会社・合弁会社を設立し、国内の生産拠点と連携して事業展開する取組。国内拠点での生産体制強化のための設備投資が対象です。

2. 海外市場開拓(輸出)型

海外向け製品の製造に必要な設備投資。品質規格への対応(FDA、CE等)、海外向けパッケージング設備、検査機器等が対象です。

3. インバウンド市場開拓型

訪日外国人を対象とした製品・サービス提供のための設備投資。多言語対応システム、免税対応設備、文化体験プログラムの提供設備等が対象です。

4. 海外事業者との共同事業型

海外企業と連携した製品開発・サービス提供のための設備投資。海外パートナーとの共同研究開発設備、連携システム等が対象です。

対象となる設備投資の例

類型設備投資例
海外直接投資海外生産と連携する国内マザー工場の設備強化
輸出FDA対応の製造ライン、海外規格対応の検査装置
インバウンド多言語案内システム、キャッシュレス決済端末
共同事業海外パートナーとの情報共有システム、共同開発設備

申請に必要な追加書類

採択のポイント

  1. 海外市場の具体的な分析:ターゲット国の市場規模・成長率を客観データで提示
  2. 実現可能な進出計画:段階的なアプローチと具体的なマイルストーン
  3. 競争優位性:海外市場での自社製品の強み・差別化要因
  4. リスク分析:為替リスク、地政学リスク等への対策
  5. 国内拠点の強化:海外展開と連動した国内事業の成長戦略

よくある質問(FAQ)

Q. 海外拠点の設備費も補助対象ですか?

海外拠点への設備導入費は原則として対象外です。国内拠点における海外展開のための設備投資が対象です。

Q. 海外展開の実績がなくても申請できますか?

はい、これから海外展開を開始する企業も申請可能です。具体的な海外市場調査の結果や販路開拓計画を示すことが重要です。

Q. 越境ECの構築費用は対象ですか?

はい、越境ECサイトの構築費用はグローバル展開型の対象となり得ます。多言語対応、海外決済システム等が含まれます。

Q. JETROや中小機構の支援と併用できますか?

JETROの無料支援サービスとの併用は可能です。ただし他の補助金との二重受給は原則不可です。

Q. インバウンド対応の設備投資も対象ですか?

はい、訪日外国人向けの製品・サービス提供のための設備投資も対象です。

関連ガイド

まとめ

グローバル展開型は最大3,000万円と高額な補助を受けられる枠です。海外市場の開拓は中小企業の成長に不可欠な戦略であり、補助金を活用して初期投資のリスクを軽減しながら挑戦できます。まずは海外市場調査を行い、具体的な進出計画を策定してから申請に臨みましょう。