ものづくり補助金完全ガイド2026【対象・金額・申請手順】

最終更新: 2026年3月23日

ものづくり補助金

設備投資

中小企業

2026年

この記事のポイント:ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業の革新的な設備投資・システム開発を支援する国の補助金です。最大4,000万円の補助を受けられ、製造業だけでなくサービス業・IT企業なども幅広く対象となります。

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は、中小企業庁が実施する日本最大級の設備投資系補助金です。正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」で、製造業に限らず幅広い業種の中小企業・小規模事業者が利用できます。

革新的な製品・サービスの開発や、生産プロセスの改善に必要な設備投資・システム構築を支援し、日本の中小企業の競争力強化を目的としています。

2026年の申請枠と補助金額

申請枠補助上限額補助率主な対象
通常枠750万円〜1,250万円1/2(小規模は2/3)革新的な製品・サービス開発
デジタル枠750万円〜1,250万円2/3DX推進のための設備・システム
グリーン枠1,000万円〜4,000万円2/3脱炭素・温室効果ガス削減
グローバル展開型3,000万円1/2(小規模は2/3)海外事業拡大のための設備投資

※補助上限額は従業員数により異なります(5人以下・6〜20人・21人以上の3段階)。

対象となる事業者

業種別の中小企業要件

業種資本金従業員数
製造業・建設業・運輸業3億円以下300人以下
卸売業1億円以下100人以下
サービス業5,000万円以下100人以下
小売業5,000万円以下50人以下

基本要件

対象経費

申請の流れ

  1. gBizIDプライムの取得:電子申請に必須(取得に2〜3週間)
  2. 事業計画書の作成:A4で10ページ程度の計画書
  3. 電子申請:Jグランツ(補助金申請システム)から申請
  4. 審査・採択発表:申請締切から約2ヶ月後
  5. 交付申請・交付決定:採択後に正式な交付手続き
  6. 事業実施:交付決定後に設備導入・開発を実施
  7. 実績報告:事業完了後30日以内に報告書提出
  8. 確定検査・補助金入金:報告書確認後に入金

審査のポイント

技術面

事業化面

政策面

加点項目で採択率アップ

加点項目内容
経営革新計画の承認都道府県から経営革新計画の承認を受けている
事業継続力強化計画の認定防災・減災に関する計画の認定を受けている
賃上げ加点被用者保険の適用拡大や大幅な賃上げを計画
パートナーシップ構築宣言ポータルサイトで宣言を公表している
政策加点創業5年以内、災害指定地域、デジタル技術活用等

よくある質問(FAQ)

Q. ものづくり補助金の補助上限額はいくらですか?

申請枠により異なります。通常枠は最大1,250万円、グリーン枠は最大4,000万円、グローバル展開型は最大3,000万円です。従業員数によっても上限が変わります。

Q. 個人事業主でも申請できますか?

はい、個人事業主も申請可能です。中小企業・小規模事業者であれば法人・個人を問わず対象となります。

Q. ものづくり補助金の採択率はどのくらいですか?

近年の採択率は約40〜60%で推移しています。事業計画の質や申請枠により差がありますが、しっかりした計画書を作成すれば十分に採択の可能性があります。

Q. ソフトウェア開発費も対象になりますか?

はい、システム構築費・ソフトウェア開発費は補助対象経費に含まれます。生産性向上に資するITツールの導入やカスタム開発が対象です。

Q. 申請から入金までどのくらいかかりますか?

申請から交付決定まで約2〜3ヶ月、事業実施期間が約10ヶ月、実績報告後の入金まで含めると全体で約1年〜1年半程度かかります。

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まとめ

ものづくり補助金は中小企業にとって最も利用しやすい大型補助金の一つです。製造業だけでなくサービス業・IT企業も対象となるため、設備投資やシステム開発を検討している事業者はぜひ活用を検討してください。申請にはgBizIDの取得や事業計画書の作成が必要ですので、公募開始前から準備を進めることが採択への近道です。