事業再構築補助金グリーン成長枠【脱炭素ビジネスで最大1.5億円】

最終更新: 2026年3月23日

事業再構築補助金

グリーン成長枠

脱炭素

カーボンニュートラル

この記事のポイント:事業再構築補助金グリーン成長枠は、グリーン成長戦略の14分野に関連する事業再構築に最大1.5億円を補助する制度です。売上減少要件がなく、脱炭素ビジネスへの本格参入を支援します。

グリーン成長枠の概要

項目エントリースタンダード
補助上限額(中小)4,000万円〜8,000万円1億円〜1.5億円
補助率(中小)1/21/2
補助率(中堅)1/31/3
売上減少要件不要不要
研究開発要件不要必要

対象となるグリーン成長戦略14分野

分野具体例
1. 洋上風力・太陽光・地熱再エネ関連設備・サービス
2. 水素・燃料アンモニア水素関連技術の活用
3. 次世代熱エネルギーヒートポンプ・バイオマス
4. 原子力原子力関連サービス
5. 自動車・蓄電池EV関連部品・充電設備
6. 半導体・情報通信省エネIT、グリーンDC
7. 船舶ゼロエミッション船関連
8. 物流・人流・土木インフラスマート物流、省エネ建材
9. 食料・農林水産スマート農業、食品ロス削減
10. 航空機航空機関連の脱炭素技術
11. カーボンリサイクル・マテリアルCO2利用、リサイクル技術
12. 住宅・建築物・次世代電力ZEH/ZEB、蓄電池
13. 資源循環廃棄物処理、リユース
14. ライフスタイルシェアリング、環境配慮型サービス

申請の追加要件

活用事例

事例内容補助金額
製造業→EV充電設備製造自動車部品メーカーがEV充電器の製造に参入約8,000万円
建設業→ZEBコンサルティング建設会社がZEB(ゼロエネルギービル)設計に特化約5,000万円
農業→バイオマス発電農業法人が農業残渣を活用したバイオマス発電事業を開始約1億円

よくある質問(FAQ)

Q. グリーン成長枠の14分野に該当するか判断できません

迷った場合は認定支援機関に相談しましょう。14分野は広義に解釈される場合もあり、一見関係なさそうな事業でもグリーン分野に位置づけられるケースがあります。

Q. 売上が減少していなくても申請できますか?

はい、グリーン成長枠では売上減少要件がありません。業績好調な企業でも脱炭素分野への事業転換であれば申請可能です。

Q. エントリーとスタンダードの違いは?

スタンダードは補助上限額が高い(最大1.5億円)代わりに、2年以上の研究開発実績や専門人材の確保が求められます。エントリーはこれらの要件がなく、申請しやすい枠です。

Q. 太陽光パネルの設置だけで申請できますか?

単なる太陽光パネルの設置だけでは事業再構築に該当しません。太陽光発電を活用した新サービスの提供など、事業再構築の要件を満たす必要があります。

Q. 補助率を上げる方法はありますか?

中小企業の場合は1/2、中堅企業は1/3が基本です。大幅な賃上げを計画する場合や、特定の条件を満たす場合に補助率が上乗せされることがあります。

関連ガイド

まとめ

グリーン成長枠は最大1.5億円と事業再構築補助金の中で最も補助上限額が高い枠です。売上減少要件もなく、脱炭素ビジネスへの本格参入を検討している企業にとって最適な支援制度です。14分野のいずれかに関連する事業再構築計画を策定しましょう。